Fairy's Studio制作ブログ

精霊とSimutransアドオン置き場

I doing drive with fairy.run32 慰めの言葉

イカが、S207から出てきて、ノックしてきた。私は、ドアを開ける。
「盛大に、パンクさせたのね。無茶だって言われたのに…」
言葉が出なかった。一人にしてという元気も無いほど、私は凹んでいた。
「あなたが、本気で私に走って欲しくて走ったのはお見通しだったよ。こっちだって結構辛かったんだからね。あんたが強いから。先輩の意地張って、前を走り続けるの大変なんだぞっ。」
褒められてる…のかな。数少ない長点で、自分の方が勝ってるのに褒められてるの?
「私は、あなたの前を走る先輩でいる以上、もう一度走る。良いよね?」
この頃には、涙が止んでいた。良い先輩を持ったな、っと初めて思えた。
「走ってください。私の前を…」