Fairy's Studio制作ブログ

精霊とSimutransアドオン置き場

I doing drive with fairy.run31 身内決戦 決着

夜の道を、2台の彗星が走り抜けるかのように峠を攻めていった。そう書けば聞こえは良いが、マリカの指摘した通り、私の車の挙動がかなりおかしくなっておりドリフトが完全にアウト気味にそれていた。それでも、不思議とs207との差は開かないが、これはマイカが待ってるだけだと直感的に感じた。追いつかなきゃ。そう私の勘が囁くと、さらにスピードが上がった。だが、そこが間違いの始まりだった。

何か異音が響く。無視してコーナーを攻めようとしたが…
ハンドルを持って行かれた。しまった、そう思ったが、もう何もかもが手遅れで、ただ、どこかにぶつからない事を祈るだけだった。
豪快にGDBAがスピンを決め込むと、やっとの思いで停車した。止まってから気付いたが私の顔は、汗だくだった。白い光がこちらに向いた事を気づくと、s207がそこに止まっていた。