Fairy's Studio制作ブログ

精霊とSimutransアドオン置き場

I doing drive with fairy.run27 身内決戦2

「まさか、あんたと戦うときがくるとはな。」
「そうね。」
私の目の前には、背中までかかる黒のロングヘアーでところどころ黄色の目立つ、s207が立っていた。いや、正確には立ちふさがっていたというところだ。
「リハビリに私を選ぶとは、かなりチャレンジャーだな。」
「リハビリ?しばらくやってないけど、素人には負けない。」
「素人ねぇ。なめてるとまけるぞ。」
「それはこっちのセリフ。」
静かに207がよくわかんない黒い物質をステッキ状の物に変えると、静かに戦いが始まった。早速207が殴りにかかると、反射神経で両剣をかざすと、衝撃波のようなものが出た気がする。同時に、207のステッキにヒビのはいるような音が走る。
「おいおい。早速武器をこわしたのかぁ?」
舌打ちが聞こえたかのように鋭い顔を207がすると、また物質を違うものに手元で変形させた。今度は、グローブのようなものである。
「パンチ勝負に出るきかよ。」
だが、両剣から手を離さずに券をかざすと、面白い事が起きた。なんと、カウンターで殴ってきた。たしかに、両剣なんていう重いものを使うから見切られやすいのだがそれとは違うベクトルで普通に負けた気がした。燃えてきた

付いて行くだけで精一杯だったが、彼女が諦めるか単純に抜かれるまで負けを認めない方針で行かないと勝てないというくらいまで勝ちの目がなくなっていた。上りが始まる直前まで考えた結論がこれだから困った。私が車を出した時にマイカが付いていくのが登り地点でのルールだった。わたしが車を出すと、順に黄色い207も付いてきた。馬力の問題で勝てるか不安なところが始まった。